ヤクブ, チズマロヴィチ
1985年スロバキアに生まれる。
6歳で家族と共にドイツに移り住み、9歳でピアノを始める。その後、数年間に様々な国内のコンクールで優勝し、これまでに長野国際音楽フェスタ in UEDA
2001、ペカール国際、ピネロロ市国際コンクール(両イタリア)等の国際コンクールで優勝、入賞。
1998年〜2001年までK.H. ケマリング、2001年〜2012年までケルン音楽大学にてP.ギリロフに師事、その後オーストリアはザルツブルク モーツァルテウム音楽大学にてJ.ルヴィエに師事。その他、L.
ベルマン、D.バシュキロフ、A.ボナッタ、R.レヴィンら各氏より薫陶を受ける。
わずか13歳でオーケストラと共演。16歳でJ.
コンロン指揮、ケルン•ギュルツェニッヒ交響楽団と共演し、ケルンにてデビュー。その後、シカゴ交響楽団、ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団、ケルン•西ドイツ放送管弦楽団、韓国交響楽団、韓国室内管弦楽団、ワルシャワ交響楽団、リエージュフィルハーモニー管弦楽団、スロバキア国立フィルハーモニー管弦楽団等をはじめとする30以上もの世界主要オーケストラと共演を重ね好評を博す。
その他、ラヴィニア芸術祭(アメリカ)、ルール•ピアノ音楽祭(ドイツ)、ビアリッツ音楽祭(フランス)、オルフェオ音楽祭(オランダ)等、数々の音楽祭にゲストで招かれる他、中国、韓国でのツアー公演も行った。
また、数々のリサイタル、コンサートはドイツ、ベルギー、フランス、スロバキア、中国等において、テレビやラジオで放送される。
2003年ライブ録音ソロCDはフランスの音楽雑誌「Piano LE MAGAZINE」の別冊付録として刊行され、続く2004年には "BMG Arte Nova Classics" よりソロCDがリリースされる。このCDはドイツの最も重要な音楽雑誌
"FONO FORUM" において5つ星(トップランキング)を得る。2006年にはスロバキアのCDレーベル、"Diskant" よりモーツァルトのピアノ協奏曲がリリースされた。
近年はドイツとスロバキアを拠点とし、世界各地で演奏活動を行う。